司法書士とAI

昨年、AI(人工知能)が囲碁のチャンピオンに勝利するニュースが話題となりました。
AI・コンピューターは近年、めまぐるしい進化を遂げており、10年前とは比べ物にならないほど生活に密着した存在となりました。
パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットは、もはや私たちの暮らしになくてはならないものとなっています。
AIの進歩と普及は省力化による人件費削減のメリットもあり、将来的には様々な職業がAIにとってかわられる確率が高いとも言われています。
司法書士の仕事も将来的に変化するのでしょうか。
ご存じのとおり登記申請はすでにオンライン化され、今後ますます便利になると思われます。
想像を膨らませれば、相談業務も、法律や判例などのあらゆるデータをインプットされた人型ロボットが登場するなんてことも、可能性としては考えられなくもありません。
なんだかSFの世界のようですね。
ただ、ロボットを相手に相談事をしようという気になるでしょうか?
てっとり早く問題の解決方法を知りたいというのであればロボットも便利かもしれませんが、紛争や相談事の背景には、様々な原因や問題をとりまく環境が絡んでいることが多く、理屈では理解できても感情的に納得できなかったことが、相談に乗ってもらったことで気持ちの整理がついたという声も聞かれます。
今後AIが発達しても、人間対人間の高度なサービスは、人間にしかできない仕事として確実に残るであろうといわれています。
人と向き合う仕事は、長年の経験や知識を積み重ねて培うものであり、人間としての魅力が必要とされるものだと思います。
我々司法書士も、人工知能に負けないような魅力を放つ存在として社会で活躍できるようにありたいと思います。

兵庫県司法書士会
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