兵庫県司法書士会は、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています
誰一人取り残さない、持続可能な社会のために
国連総会で採択された持続可能な開発目標(SDGs)は、2030年までに17の目標を達成することにあります。あらゆる形態の貧困に終止符を打ち、不平等と闘い、気候変動に対処しながら、誰一人取り残されない社会の実現を目指して、兵庫県司法書士会は取り組んでいます。
兵庫県司法書士会は、関西SDGsプラットフォーム、ひょうごSDGs Hubに参加しています。
県内各地での無料相談会の開催
年末年始くらしの相談会への相談員派遣
全ての人々に司法への平等なアクセスを提供するため、兵庫県司法書士会では、総合相談センターが主体となって県内各地で無料の法律相談会を定期的に開催しています。
また、相談会では、登記に関することだけでなく、借金(債務整理、自己破産など)、労働(給与未払い、不当解雇など)、母子家庭の貧困問題(養育費の未払い)など生活困窮に陥っている方の法的支援活動を積極的に行っています。
兵庫県司法書士会は、市民からの多種多様な相談に対応する体制を構築し、司法書士が市民のあらゆる相談窓口となるよう積極的に取り組むことを宣言しています。
高校生向け消費者講座・キャリア教育講座(一日司法書士体験)
小学生向け法律教室(親子法律教室)
市民向け講師派遣(出前講座)、セミナーの開催
大学等の教育機関との学術交流
学生や社会人などの市民に対し、法制度に関する教育事業(法律教室、消費者教育、司法書士業務の紹介、出前講座など)を行っています。また、法令の改正はもちろん、司法書士業務に関わる制度や情報について会員に対する質の高い研修会を行うことによって、会員の資質の向上に努めています。 小学生対象の親子法律教室 高校生一日司法書士体験
調停センターぽると
法務大臣による認証を受けた調停センター(愛称「ぽると」)において、当事者の話し合いによる紛争の円満解決のため、トレーニングを積んだ司法書士が、裁判によらない紛争解決手続を行っています。
行政との連携(災害対策協定、空き家対策協定など)
兵庫県との間で、法律相談に関する災害時支援協定(大規模災害が発生した場合に被災住民等に対して無料法律相談を行うため、会員の司法書士を派遣する協定)を結んでいます。また、空き家問題に関しても、県内の複数の自治体との間で空き家対策に関する支援協定を結び、空家対策委員会が中心となって、空き家問題に関する法律相談などの支援を行っています。 兵庫県との災害時における被災者相談業務の実施に関する協定を締結
事務局業務のIT化、ペーパーレス化
これまで書面で送付していた会員への通知や案内は、メーリングリストやクラウドサービスを活用し、各事業部、委員会等の会議においても、資料をWEB上で確認及びダウンロードできる体制を整え、印刷物の削減とペーパーレス化を進めています。
また、事務局業務のIT化、DX化を進め、WEBを利用した会議や研修、職員のリモートワークなど、より参加しやすい環境を整えています。
このように司法書士の業務、司法書士会の事業は多くのSDGsゴールに関係しています。 これからも、誰一人取り残さない社会を目指して取り組んでいきます。