コラム一覧
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- 所有者不明土地問題の解決に向けた登記制度の見直し
「相続登記が義務化されるんですって?」「直ぐに登記しないとダメなの?」 このようなご相談が増えています。 相続登記等が長期間なされないことにより、現在の所有者が分からず、「公共事業を進めるにも土地を取得することができない…
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- 最近ご相談が多い事案の一つに「死後事務委任契約」があります。
「死後事務委任契約」とは、自分が亡くなった後の事務を委任したいと思う人が、自分以外の第三者に対して、自己の死後の葬儀や埋葬等に関する事務についての代理権を与えて、自己の死後の事務を委託する委任契約をいいます。 具体的には…
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- 縁を切ったと言っても・・・・
相続問題の相談を受けていると、「亡き父は、この子とは縁を切っているから、相続については関係ない」等おっしゃる方が、時々いらっしゃいます。 実際の関係性で「縁を切った」場合でも、相続においては、縁を切るのは簡単ではあり…
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- はんことデジタル社会
司法書士は、登記の専門家。 登記申請代理業務において、「はんこ」は司法書士に身近で重要な存在です。 契約書や委任状など登記申請に添付する書面には、押印が必要なものが多くあります。 昨年来、新型コロナウィルス感染拡大防止の…
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- コロナ禍に便乗した詐欺にご注意ください
新型コロナウイルスの収束が見えない状況において、不安につけこんだ様々な便乗詐欺が確認されております。 近時の主な事例は以下のとおりです。 ワクチン接種の予約代行を名乗る詐欺 有名企業を装ったHPに誘導し、ネットショッピン…
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- 株主名簿、ありますか?
会社に株主名簿を備え置いていますか? 役員改選の登記の際に、司法書士から株主名簿を見せてください、と言われて、税務申告時の別表のコピーを渡した、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 株主総会決議が必要である登記の…
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- 相続登記など義務化へ
既に新聞等で目にされた方も多くいらっしゃると思いますが、相続や住所・氏名の変更があった方について、その不動産登記を義務化する内容の改正案が審議されています。 相続の登記については、不動産の所有権の登記名義人に相続が発生し…
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- 相続登記はお済みですか?
「終活」ブームもあり、生前に遺産をどうするかを考え、遺言などを作成される方が増えています。 一方で、現在、所有者不明土地が九州と同じくらいの面積になっており、その原因のひとつが相続登記の放置だと言われています。 故人の遺…
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- 「緊急事態宣言 再発令」
本年も兵庫県司法書士会をどうぞよろしくお願いいたします。 さて、新年早々兵庫県を含む11都府県で緊急事態宣言が再発令されました。 昨年から続くコロナ禍の中で、マスク着用や手洗い・うがいの徹底が当たり前の状況の中、さらに自…
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- 書面による株主総会決議~集合しない株主総会を開こう~
まもなく年末年始が訪れますが、今年は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、例年とは違った年越しやお正月を迎える方も多いのではないでしょうか。 WEB会議やオンライン研修、高齢者施設等においてのガラス越しの面会の実施…