自転車と交通事故
自転車ブームが到来したのか?
最近では、神戸の街中でもロードバイクやピストバイクに乗っている人を見かるようになりました。
交通ルールを守って自転車ライフを楽しんでいるだけであれば問題なかったのですが、日本の道路事情とも相まって、自転車の関わる事故やトラブルが増加し問題視されるようになってきました。
そこで、警察庁は整備不良自転車の取締り強化や車道走行の徹底という方針を打ち出しました。
そういった中、昨年の5月に大阪で起こった
「自転車の横断が原因で、タンクローリー等が歩道に乗り上げ歩行者を死亡させてしまう」という事件についての判決が言い渡されました。
判決内容は、無理な横断をした自転車の運転者に対し、禁固2年の実刑判決が言い渡され、タンクローリー等の自動車の運転者に対しては、嫌疑不十分で不起訴処分がなされるといったものでした。
自転車は身近で運転免許証の必要ない手軽な乗り物ではありますが、上記事案のように、単なる交通マナー違反では済まされない重大な事故を引き起こす可能性があります。
そのあたりのことを充分に認識して、自転車ライフを楽しんで頂ければと思います。