8月3日は司法書士の日
1年365日(閏年は366日)、全ての日が何かしらの「記念日」となっているようです。
8月1日は水の日、8月2日はハーブの日だとか。
そして、8月3日は、ハチミツの日でもありますが、「司法書士の日」であることをご存じでしょうか。
明治5年(1872年)8月3日、日本で初めて「司法職務定制」が定められました。
この法律では、証書人・代書人・代言人が法制度を支える3つの基本的な職能として定められました。
特に代書人・代言人は裁判の円滑な行使に不可欠な存在として位置付けられ、証書人は現在の公証人、代書人は現在の司法書士、代言人は現在の弁護士となりました。
日本が新たな制度を導入したこの日に、司法書士制度が始まりました。
この日を、司法書士自身がその社会的使命と職能の重要性をあらためて認識し、ひろく司法書士制度の社会的意義をしっていただく機会とすることを目的に、平成22年6月、日本司法書士会連合会総会において、8月3日を「司法書士の日」とすることが決議されたのです。
また、今年6月12日には、「司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律」が公布されました。
改正された司法書士法では、「司法書士法の定めるところによりその業務とする登記,供託,訴訟その他の法律事務の専門家として,国民の権利を擁護し,もって自由かつ公正な社会の形成に寄与する」ことを司法書士の使命とすることが規定されています。
司法書士は、「くらしの法律家」として、これからも市民に寄り添った存在であり続けることを目指します。