「話合い」で解決
トラブルが起これば、裁判で白黒つけてもらう以外に解決の方法はないのでしょうか。兵庫県司法書士会調停センター「ぽると」では、当事者同士の話し合い(対話型調停)により、当事者がお互いに納得できる解決の道筋を探すお手伝いをしています。
進行役となる調停人は、十分に研鑽を積んだ当会の司法書士。公平・中立な立場で当事者の話し合いを円滑に進めます。「今後も近所付き合いを続けていけるよう円満に話し合いたい」「裁判はしたくないが問題の解決をはかりたい」…「ぽると」はそんな気持ちにお応えします。どうぞお気軽に「ぽると」までお問い合わせください。
1.「ぽると」ってどんなところ?
ぽるとってなに?
「ぽると」は、兵庫県司法書士会が運営する法務大臣認証の紛争解決サービスの名称です。
ポルトガル語の港を意味する「porto」を、読みやすく、親しみを感じてもらうためにひらがなの表記としました。
イメージキャラクターのカモメの「ポルルン」は、勝ち負けを決めるのではなく、お互いが満足を得る結果を目指して、両手にwin-winの旗を持っています。
「ぽると」では、当事者(申立人と相手方の双方)が原則同じ部屋で一緒に話し合いをします。
裁判所のように、別々に話を聞いたり、事実の確認や法律だけで結論を出すところではありません。
「ぽると」は当事者が主役です。お互いの気持ち、考え方を直接伝えることによって、みなさんが納得できる最高の解決案を見つけてください。
わたしたち調停人(司法書士)は、みなさんの話し合いを中立な立場で、精一杯サポートします。
2. 例えば、こんなお悩みに
こんなお悩みが解決できます
当センターで解決できる事案は140万円以下の民事に関する紛争になります。例えば、お金の貸し借り、損害賠償、売掛債権、賃金の未払いなどです。刑事事件、離婚問題、親権の争い等は当センターでは扱えない事案になります。
なお、ご依頼の事案が当センターの手続に適しているかどうかの判断を行うため、事前に事務担当者が事案の聞き取りをさせていただきます。
以下に、具体的事実の一部をご紹介します。
3. よくお聞きする質問
140万円以下の民事に関する紛争に関して利用できます。
たとえば、お金の貸し借りや損害の賠償、家賃に関することや賃金の支払いに関すること等です。
申込手数料は、3,000円、利用相談は無料です。
調停手続きは非公開で行われます。そして、調停で話された内容は、外部に公開されることはありませんので、ご安心ください。
1回の話し合いで、2時間程度を予定しています。1回の話し合いで話がまとまらなければ2回目以降も話し合いの場を設けることが出来ます。
オンライン利用相談は受け付けてますが、オンライン調停については対応しておりません。
6.「ぽると」での話し合いにかかる費用と注意点
話し合い(調停)を申し込むときに必要なものは?
まずは以下の3点についてご準備ください。
-
①本人確認のための身分証明書
運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、国民健康保険証など
- ②ご印鑑
利用申込書をご記入いただく際のお認印
- ③申込事務手数料として金3,000円
利用相談までは無料
※但し、相談内容によって追加書類等が必要になる場合があります。
-
手続きに係る費用です
話し合い(調停)利用の申し込みの際に、申込事務手数料として金3,000円をご準備ください。
※手続きが進んでも、上記の申込事務手数料以外は必要ありません。 -
ぽるとの話し合いの前に読んでいただきたいこと
お問い合わせ兵庫県司法書士会内(078-341-6554)